日 程 2000.08.24(木)〜2000.08.25(金)冬の就職活動が無事に終わり、お祝いとばかりに山に登りました。
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2000年8月24日
トレイル入口前駐車場−レインボーレイク−ハンギングレイクCG(テント泊)
話ふってわく、とはこういう事なのかもしれない。ここはウィスラー、たった3日間いただけだけれどカルガリーとは違い過ぎる社会に戸惑い、ジュンイチにウィスラー事情を教えてもらいたくてコーヒーショップ「セカンドカップ」で落ち合った。面接の際に「ここウィスラーでは仕事を探すより住居を確保するほうがはるかに難しい」と何度も云われ、実際その難しさを肌に感じていたが、チャンスに恵まれ解決の兆しがみえてきたので心の余裕があった。そんなときに「午後からハイキングに行こうと思っているんです、泊まりで。いかがですか?」とのお誘い。ウィスラーで山に入れるとは思っていなかったし、しかも泊まり。ふたつ返事で決行となった。スーパーでの買出しではかなりゴージャスな食材、そして出会いを祝す意味も含めて6本のビール、ウイスキー、それに日本酒までつめこんで家の裏山を目指した。ジュンイチはこれまで頻繁にこの山に入っているが泊まりは初めてで、レインボーレイクを越えてハンギングレイクのキャンプ場を目指す。裏山と書いたが冬になればヘリスキーのコースとなる。その山にあっさりと行けてしまう環境に脱帽である。
15:25 駐車場を出発、しばらくは樹林帯の中を行く。道は良く整備されていて幅1mほどか。沢には立派な吊り橋がかけられている。少々単調さが気になりだしたころ視界が開け、ブラッコムマウンテンを正面に見る。
18:25 3回の休憩を含めてちょうど3時間でレインボーレイクに着く。空は快晴、天気予報は下り坂。ピークハントは今日が良いのではないかと思われたが、初めてのコースを時間と日没を気にしながら登るのはお勧めできる方法とは思えないのでキャンプ場への道を選んだ。レインボーレイクとハンギングレイクの間にある乗越で山立てをする。ヘリスキー会場となる山々が氷河をたたえ並んでいる。コンパスをしまうとハンギングレイクを見下ろしながらの下り道、19:50 テントサイトを決めた。
地面に焚き火の跡が残り、ここが国立公園内でないことを実感する。良し悪しの議論はここではせずに単に焚き火が楽しめるキャンプ場だと記しておく。乾杯のビールはクートニー(Kootenays)のペールエール、僕好みのしっかりした味がある。にんにくとソーセージを炒め生パスタとグリーンソースをからめて贅沢ディナー、そして数ヶ月後にやってくるスキーシーズン、いやヘリスキーの話は僕にとって新鮮で興味がつのる。
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2000年8月25日
ハンギングレイクCG−レインボーマウンテン山頂アタック、撤退−ハンギングレイクCGに戻りテント撤収‐駐車場
07:30 腕時計のアラームで起きる。寝る前には天の川まではっきりと見えていたのに、低く重たい、厚い雲に覆われている。こんな日に天気予報どおりに変わらなくてもいいのに。朝食を食べていると雲が下りてきたのかジャケットに水滴がつく。すでにレインボーマウンテンのピークは見えないが時間を決めて軽装でアタックすることにした。
09:45 レインボーレイクへいったん戻る方向へ歩き出す。昨日見つけた沢沿いをあがるルートに入りレインボーマウンテンの南西側から回りこみ、土砂崩れの脇を通り低木帯を抜けながら高度を稼ぐ。
大きな岸壁に塞がれた。目の前の岩は見えてもその上にある岩の像が見えないほどの濃霧になってきた。この装備でまじめな岩登りは御免だ、ルートの判断に迷いが入ってしまう。残雪か、氷河の切れ端か、雪の残る高さにやってきた。地図を広げても目標物はなにも捕らえられないので位置が特定できない。完全にガスに囲まれ、雨も混じり出し風も強くなってきた。
11:30 恐らく小ピークであろう肩についたがここまで。と完登は次回のジュンイチに任せた。りんごで水分補給をして11:50 次回のルートのことを話しながら下りはじめる。地図に示されたコースよりもさらに西にコースを取ってしまったようだ。ガイド本に“良く踏まれた明確なコースではない”と書かれてあったことがせめてもの救いか。
13:25 テントに戻り体を温めるため焚き火を起こすが、撤収を始めるころには本降りとなり濡れたものをさらにぬらしながらたたんでいく。考えてみるとカナダに来て初めての雨の中での撤収だ。
15:15 来るときよりも重くなった気のするザックを担ぎ上げ下山への道へ。下りるにしたがい雨は止み、一度吊り橋のたもとで休んで17:55 車にタッチ。
荷物を家におろした後ジャグジーに浸かり、プールで泳ぎ、サウナに入り・・・そのころには街にも雨がまじめに降っていたが、アイリッシュパブでもう一杯。冬の生活に大きな期待が持てた。
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